コミュニケーションをとるなら

高齢化社会になってきた日本では、介護の仕事といえば、若い方よりも高齢者の相手をすることのほうが多いです。
そこで、問題となってしまうのが、高齢者とのコミュニケーションといえるでしょう。コミュニケーションをとるためには会話が必要となりますが、やはり年が離れていると、共通の話題を見つけるのが難しいからです。

とくに、若い人が介護の仕事に就くと、30歳以上も年が離れていても不思議ではないため、何を話していいか迷ってしまうことでしょう。 もしも、年が離れた方に対してのコミュニケーションに困っているのならば、無難な話題の「今日の天気」や「テレビ」について話してみるといいです。

ある程度、親しくなったのなら深い話題を話すのもいいですが、そうでなければ無難な話題のほうが会話が続きやすいです。プライバシーに関することを聞かれたくない方は、高齢者にかかわらず多くいますので、デリカシーのない人間だと思われたくないのなら避けたほうが安心でしょう。

ちなみに、高齢者とコミュニケーションをとるのなら、話し方にも注意しなければいけません。敬語を使わなかったり、命令口調になったりしては、嫌なスタッフだと思われて、さらにコミュニケーションをとりづらい状況になる可能性もあるからです。もちろん、人によってはタメ口くらいは許してくれるケースもありますので、きちんと相手のことを理解しているのなら、親しみを込めた話し方をするのもいいでしょう。

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