介護をする上で、高齢者とのコミュニケーションを取ることはとても大切なことです。でも積極的に会話をしたいけれど、どんな話題を話せば良いか悩む人もいるでしょう。そこで、高齢者との会話の話題として使えるものをいくつかご紹介します。
まず初めに、多くの人に当てはまる会話の内容として、高齢者の生まれ故郷や幼少期の話をしてみてはいかがでしょうか。故郷の話や幼少期の話では、その当時流行ったものや、郷土ならではの話を聞くことができるでしょう。故郷への思いや幼少期の思い出を知る事で、高齢者との距離が縮まるかもしれません。
次に、用いたい会話の内容として、仕事や育児などの話題です。高齢者の多くは仕事や育児を終えているので、仕事での経験談や心構えを語ってくれたり、アドバイスを語ってくれたりするかもしれません。特に、女性には育児など子どもの話をすると、育児経験や子どもとの思い出を語ってくれたり、介護士に子どもがいれば悩みや困りごとなど聞いてもらったりと会話が長く続くかもしれません。
この他にも用いたい会話の内容としては、趣味などの話題です。相撲や野球などスポーツ観戦を趣味にしている方や演歌や歌謡曲を聴く事を趣味にしている方、編み物などの手芸を趣味にしている方など趣味の幅は多岐に亘ります。せっかくの会話を長く続けるためにも、日々さまざまな情報に目を向けておく必要があります。
今回は、3つほど会話の話題の例を挙げましたが、円滑な関係を築くためにも高齢者の様子をよく観察し、会話を楽しみましょう。